アヤネ

素晴らしき日曜日のアヤネのネタバレレビュー・内容・結末

素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

つらぁ……い。いやでも、つらいばかりではないのだけど!ないのだけど、来週の日曜日が来たからと言ってこのふたりの状況は何も変わっていないわけで、なんというかわかりやすい光とか希望は見えないけど不幸せでもなく、けどどこか諦めたようなくすぶってるようななんだこの、なんですかこの、もやもやしたつらさは…!状況の好転の兆しが見えんってところがあれよなー、よかったねーとならないところなのよな。いやーうん、ね!うん。コンサートの切符買えないとこマジでつらかったな。いつの時代も転売ヤーマジ憎むべし。しかし戦後すぐから最近までだからほんと70年くらいほとんど規制の範囲外で延々に転売ヤーという職業が成り立ってたのかと思うとなんかすげーな。息が長いというか、グレーゾーンでずっと生きてきてたんだなあ。あとあと、ヒヤシンスのシーンはファーッてなったね。マスタピ!あそこのシーンまさにそうだったんだなぁ。なんか嬉しくなってしまったわ。マスタピのときに、コーヒーとお菓子って言ってて、お菓子ってなに?って思ってたけどほんとにお菓子って言うメニューがあったのね。ウエハースみたいなの食ってたけども。素晴らしき日曜日の中では、数少ない無邪気で純粋に幸福なシーンだったな。あとは野球とブランコのシーン。
アヤネ

アヤネ