本作では、魔法学校だけでなく、政治やメディアも絡んだオトナな味わい。(?)
例のあの人の復活を頑なに信じない政府は、一体何から何を守っているんだろ?
ハリーをあっけなく嘘つき認定し、校長も悪役に仕立てられてしまう。
そこに魔法省からホグワーツに乗り込んできた、ヤカマシおばさん。
ダンブルドアを失脚させて、校長になってしまった。。
このオバハンがまた、いやーーーな性格で。
楽しい学校が息苦しい監獄のように。
ハリーは相変わらず目の敵にされるし、ハリーに味方する先制もガシガシ失脚させられていく。
でもそんな環境だからこそ、生徒同士の絆が強くなっていく。
最初はハリーを信じられなかった同級生は、徐々にハリーに味方していく。
本作では、ハリーはかなり過酷な試練を与えられる。
大人と子供の狭間、まさに青春年齢のハリーには、相当キツイ。
これを乗り越えて、次作に向けてより逞しくなるんだろうね。
悲しいイベントはあるものの、ラストはそれなりにスッキリ。
それにしてもだ、尺が長い。
前作、今作合わせて約300分。疲れるぜい。