何回か観ている気がします。
たしか初鑑賞は映画館だったような・・・
スネイプ先生のトラウマ・シーンでゾッとした記憶があります。
今回は吹替版を観ました。
原作を読みましたが、かなり前なので細かい内容の比較はできません。
感想ですが、面白かったです。
が、そこまでハマれなかったです。
①良かったところ
・アンブリッジ
本当に不快なキャラクターでした。
いちいち言動が癇に触る。
あの羽ペンが特に嫌です。
悪役として優秀でした。
終盤はケンタウルスに連行されるなど、観客の溜飲を下げるための展開がありました。
ただ、個人的には物足りなかったです。
もっと酷い目にあってほしい・・・
そう願ってしまう「悪い私」がいました😅
・フレッドとジョージ
傷ついた生徒に寄り添う姿が温かかったです。
そこからの逆襲。
頼もしかったです。
・スネイプ先生
あの学生時代のシーンがしんどすぎて・・・
ハリーの父親ジェームズを真面目な優等生とは思っていませんでしたが、本作で「敵を作るタイプのスター」と考えるようになりました。
あと、騎士団に連絡してくれたのがスネイプ先生と思うと、やっぱり好きです。
・みんなで練習
練習からの実践。
徐々に上達していく姿にグッときました。
最終的に「1人じゃない」というところに着地するのも良かったです。
チームで動く描写の積み重ねがあるからこそ、説得力がありました。
・シリウス
ハリーを優しく見守る姿。
終盤の共闘が良かったです。
自然とハリーをジェームズと呼ぶシーンが好きです。
一方、亡くなる場面のあっさりとした雰囲気は好きじゃないです。
異様に強調されても萎える気がしますが、激昂するハリーと噛み合っていないように感じました。
②気になったところ
・話の方向性が見えづらい
過去作に比べて、どこに向かって進んでいるのかが分かりづらかったです。
最終的に予言に収束するわけですけど、そんなに重要とも思えなかったです。
ハリーとヴォルデモートが宿命の関係というのは、前から明らかなわけで。
盛り上がりきらないまま、幕を閉じました。
・ハリーを疑う人々
報道統制により世論がハリーとダンブルドアを疑う。
分かるんですけど、納得できなかったのは校内でのハリーへの冷たい反応です。
前作で校内の人たちはセドリックの遺体を目の当たりにしたのに、なぜ疑うのかなと。
ハリーが嘘をついているとしたら、セドリックはどう亡くなったと思っているのかなと。
腑に落ちませんでした。
ハリーを追い込むための展開として、無理があるように感じました。
・ダンブルドアのハリーとの接し方
下手すぎると思いました。
ハリーとヴォルデモートのつながりを気にしてなのは分かりますが、いたずらに距離を置くって・・・
簡単な方針説明ぐらいすればいいのにと思いました。
・ダンブルドア軍団という名前
ファッジの疑念を考えると、明らかに非難の口実にされそうなネーミング。
実際に責められるという展開。
ハーマイオニーといった冷静なキャラクターがいることを思うと、この軽率な名前には違和感を覚えました。
・ハリーとチョウ・チャン
学生の恋愛ということで微笑ましくもありましたが、前作でセドリックが亡くなったことを思うとモヤモヤしました。
わざわざセドリックの写真の前で、じっくりキスをするシーンがありました。
結構引きました。
あの世界の写真が動くことを考えると、余計にです。
あと、チョウが真実薬を飲まされて裏切ってしまったのは分かりましたが、台詞であっさり説明されるだけなので何とも。
特に好きなキャラクターではありませんが、チョウへのフォローが雑な気がしました。
③まとめ
気になったところもありますが、好きなところもあります。
観て良かったです🙇♂️