kazun

パンと恋と夢のkazunのレビュー・感想・評価

パンと恋と夢(1953年製作の映画)
3.7
山の上の小さな村に赴任してきた軍警察の新署長カロテヌート。彼はマリアという娘に魅せられるが、助産師のアンナレッラの事も気になっていた。

印象的なシーン
・マリアは裸足、服はボロだが美人
・雑貨店に行くと言い寄られる
・アクート山の巡礼で留守番
・服の取り合いで喧嘩、拘留、歌
・カロテヌートの下心
・マリアの母「聖アントニオの奇蹟」
・「あいつをくたばらせて下さい」祈り
↑笑いのピーク
・お産であちこち

「自転車泥棒」「ミラノの奇蹟」「ひまわり」
などの監督ヴィットリオ・デ・シーカが主演のラブコメディです。

渋さもありますが、独身で愛を求めて右往左往するいかにもイタリアの男といったユーモラスな署長を演じています。

マリア役のジーナ・ロロブリジーダが若く野性味ある美しい娘を演じています。
衣装のボロボロ具合がいい!貧乏なんです。

村の皆が人の恋愛事情に興味津々で何でも知ってるのがげっそりするけど面白いです。
kazun

kazun