"仁義"ファン必見のアナザーサイド。
最後の博徒にゃ仁義あり。
東映実録ヤクザ映画は昭和末期バブル前夜のこの時期に本作にて終止符が打たれる。
その後、山下耕作監督で「極妻」という新しいフォーマット…
実録物の総集編を見ているかのような話でどこに面白さを感じればいいかわからない映画だ。既に若くない面々が重要な役どころで実録物華やかな時に演じた役を演じる。どのシーンもどこかで見たなと思ってしまう。時…
>>続きを読む70年代に一世を風靡した東映実録路線も、山下耕作監督にとっての実質的な終焉は85年『最後の博徒』がそれに相当すると云えます。
時代劇~任侠映画の世界で様式美に拘った山下は、深作欣二監督と中島貞夫監…
コワモテ俳優を主役に配した東映実録犯罪もののルックはそのままに、義理人情を重んじる世界に生きる男の生きざまを描く任侠映画に先祖がえりした作品。そのためか、身を削るような荒々しさはなく様式美に入れ込ん…
>>続きを読む映画自体は全然面白くない。
全体的に落ち着いた作風な上に、オチもクライマックスもないので、ただただ緩やかに映画が終わっていくからだ。
やくざ映画でこれは困る。任侠だろうと実録だろうと、そこは外せない…