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アニエスの浜辺
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目次

『アニエスの浜辺』に投稿された感想・評価

のんchan

のんchanの感想・評価

4.5
やっぱり大好きだ〜アニエス・ヴァルダ💖

ズバ抜けた発想とそのセンスの良さに驚かされる。
可愛くて、優しくて、頑張り屋で、家族を愛して止まない理想の女性が、自身を振り返っているドキュメンタリー🌟


子供時代の日曜日、手回し蓄音機で父がティノ・ロッシやリナ・ケティを、母はシューベルトの「未完成交響曲」を聴いていた。それが最初に聴いたクラシック🎵

18歳で自らアニエスと改名、届けも役所へ自分で行った。

夫のジャック・ドュミとの生活ぶり、共に渡ったアメリカ西海岸での刺激的な生活。

競い合い励まし合っていたジャン=リュック・ゴダールら映画人たちや、自身の映画に出演しているジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ミシェル・ピコリ、ハリソン・フォード、ヨランド・モロー、シャルロット・ゲンズブールらの映像。
俳優たちだけではない、セルジュ・ゲンズブールら親交のある音楽家たちや、なんとフィデル・カストロに会って笑顔の写真も撮っていた。

ラストの方はドュミへの深い愛をしみじみと語っている。
ドュミはエイズに罹っていたことを恥じていたと...
バイセクシャルの夫を理解して愛した聖母のような女性だった。

日本が還暦の時、赤いちゃんちゃんこを着る風習があるように、フランスは『80歳の箒』という慣わしがあるらしく、お祝いに色も形も様々な箒🧹を貰い、それに囲まれているアニエスがまた可愛かった😊

これは見応えたっぷりです、ファンならもちろんですが、理想のお婆ちゃん👵🏻像を見ることができますよ、お薦めです❣️
一

一の感想・評価

3.8
フランスの巨匠 アニエス・ヴァルダ監督作品

監督自身の転機となった浜辺を通して自身の人生を振り返るドキュメンタリー

アニエス・ヴァルダ監督をますます大好きになってしまうほど、クリエイティビティーとチャーミングさに溢れる素晴らしいドキュメンタリーだった

こういう作品を自らメガホンをとっているのも凄いけど、本人だからこそしっかりと思いが伝わるような緻密な作りになっているのかもしれない

そしてここでも語られるのは夫であるジャック・ドゥミへの深い、深い、愛
『ジャック・ドゥミの少年期』にどのような思いを持って作り上げた作品なのかというのが非常によくわかる

80歳でもきらきらとした目は好奇心に溢れているし、彼女の豊かな色彩を使った作品の数々は観る者の心まで豊かにしてくれる力がある
現代アートのようなコラージュ演出を要所に入れてきたりと、芸術要素も申し分ない作品です

ヌーベルバーグを牽引した彼女自身の作品を断片的に振り返りながらエピソードを紡ぐのですが、まだ観てない作品もたくさん出てくるのでもっと観てからまた観直したいと思います

25歳までに観た映画は9-10本ぐらいというのも驚いたけど、そこにいるだけで光になるような彼女自身の凄まじい魅力も天性の才能なのでしょう

〈 Rotten Tomatoes 🍅96% 🍿89% 〉
〈 IMDb 8.0 / Metascore 86 / Letterboxd 4.2 〉

2021 自宅鑑賞 No.276 GEO
leyla

leylaの感想・評価

4.0
アニエス・ヴァルダが81歳にして自身の半生を描いたセルフ・ドキュメンタリー。楽しいアイデアとセンスに満ちた、カラフルなアニエス・ヴァルダ・ワールドに浸ることができます。

子供時代を過ごしたベルギーの浜辺、戦禍で疎開した南フランスの港町、ドゥミと渡ったアメリカの西海岸…彼女の人生にはいつも浜辺があったのだそう。浜辺のシーンの中でも、ダゲール街の通りの真ん中にプチ浜辺を作っちゃうアイデアが楽しい。(ジャケ写がそのシーン)

過去の作品を振り返りながら、懐かしいスタッフや俳優、友人、作品に出てもらったエキストラたちと交流を交わしたり、愛する家族と亡き夫ジャック・ドゥミとの思い出を語る。ジャック・ドゥミへの愛情の深さにはいつもウルウルさせられる。改めて『ジャック・ドゥミの少年期』はやっぱり傑作。あんなに愛を感じる作品は観たことないなぁと再確認しました。

ジェーン・バーキン、ピコリ、ハリソン・フォード、アラン・レネ、ゴダール、ジム・モリスンなどもチラッと登場。

いくつになっても本当にチャーミングでセンス抜群で観てて飽きない。アニエス・ヴァルダの全作品を配信してくれないかな〜

🐈‍⬛愛猫の名前は“ズググ”♡会社のロゴマークにもなってる。

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