昔から繰り返し観てますが、何度観ても大好きな映画。ティム・バートンとヘンリー・セリックのつくる世界観を存分に楽しめて最高です。
兎に角、美術が素晴らしい……
エドワード・ゴーリーっぽさのあるタッチ。
ストップモーションなのが良い味を出していて、不気味な雰囲気にハロウィンのカラーリング、曇り空、どのシーンも素敵な画面です。
クリスマスタウンの色彩はハロウィンタウンとは打って変わって可愛らしく鮮やか。クリスマスタウンのシーンもお気に入りです。
どのキャラも頭のネジが1つ2つ抜けていて魅力的。特に主人公のジャックは、皆を笑顔にするサンタクロースに憧れるものの、根っこのサイコパス性は変わっておらず結局サンタクロースのように子どもを笑顔にすることは出来ません。かなり珍しいタイプの主人公です
ありきたりな分かりやすい性格のキャラがいないのが素敵。
この作品はかなりダークで怖い描写もあって、ディズニーっぽくないのにディズニーアニメの代表作みたいな感じのメジャーな位置にあるのが面白いです。
