このレビューはネタバレを含みます
ハロウィンがクリスマスに惹かれるというティムバートンテイストに満ちた、一見ハチャメチャなストーリー。
しかし二つの祝日をつかって"文化の違い"や"個性の素晴らしさ"を描いている。
悲鳴や恐ろしいことが賛美されるハロウィンタウンとそうではないクリスマスタウン。
ハロウィンの王ジャックはクリスマスに憧れ自身がサンディ(サンタ)となりクリスマスをすることに。
町中は悲鳴に包まれ大失敗。
しかしジャックは自分がハロウィンの王様であることに、自分の持つ個性の素晴らしさに、気づくのです。
何と言っても映像と音楽の素晴らしさ。
背景の奇妙な遠近感。滑らかだけれど少しだけぎこちないお人形の動き。質感。
そしてハロウィンタウンからの凶悪なプレゼント達が可愛い。