渋いドキュメンタリーがあるというのを聞きつけまして、何となく鑑賞。
法隆寺の宮大工棟梁だった方の仕事ぶりを描いた作品。
仏閣に全く詳しく無いですけど、仕事をする姿勢や哲学が滲み出ていて、仏像周りにそんなに関心が無い方が見ても、色々思う所があると思います。
この方の仕事ぶりを拝見してて思ったのは、今の時代、仕事をする上で足りない物って、哲学とか思想なんだな。って個人的には思いました。
最後の方に、彼の仕事の仕方が時代に合わなくなって来てるのが、ご本人にも良く分かってた。ってナレーション入ってたけど、形を変えて、このスピリットは必要だと思いました。
ナレーションは、声が良い石橋蓮司が担当してた。