Mariko

プルートで朝食をのMarikoのレビュー・感想・評価

プルートで朝食を(2005年製作の映画)
4.3
性同一性障害を持つ男を追うストーリーを細かい章立てにして描いているので、まあ癖がないと言ったらウソになる。けれど、気づいたらその主人公を応援している、のはキリアン・マーフィーだからというのも大きいかもしれないけれど、主人公の限りなくポジティブな描き方がお見事!ということでしょう。

この時のキリアン、もう30に手が届こうかというタイミングなのにハイスクールの制服姿が麗しいこと!!!で、キラッキラのドレスもピンクのハットも口紅も巻き毛もお似合い過ぎて、もう流石としか。

タイトルのプルートってなんだろうなと思っていたらこれがなんと冥王星のプルートで(onを見て気づけよ)それがわかるくだりがロマンティックで好き。
オープニングとエンディングで流れる"Sugar baby love"はじめ、70s'な音楽も画に合っていてよかった。
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