大好きなジョイ・ディヴィジョンの大好きなイアン・カーティスの伝記映画。
実際に彼らを目の当たりにしたというアントン・コービンによる本作、ジョイ・ディヴィジョンのメンバーとしての苦悩だとか、病気の苦悩というより、とても辛い愛の物語といった感じたった。
正直かなり期待していたのでそこまでだったかな。。
俳優の外見や、モノクロ演出、演奏の再現などは非常に良かったが、ジョイ・ディヴィジョン、そしてイアン・カーティスを渦巻く環境はあまりフィーチャーされず、当時の肌感はあまり感じられなかった。
ただ終始音楽は最高。
デヴィッド・ボウイにイギー・ポップ、そしてジョイ・ディヴィジョン。
Love Will Tear Us Apartがかかるシーンはかっこいい。
ただ、She's Lost Control という名曲が生まれたエピソードはやっぱり最高だ。
淡々とした映画だった。