イギリスの伝説のバンド、ジョイ・ディヴィジョンの伝記映画。
特にボーカルのイアン・カーティスに焦点を当ててます。
映画自体はモノクロで暗くて相当地味。
「バンドはドラムさえ上手ければなんとかなる」を見事に体現してくれてます。
ライブ盤聞くとわかりますが、ギターとベースは基本1曲に1,2回は必ず間違えます。
まあセンスが良ければそんなのどうでもいいんですけどね。
とにかく歌声が本物そっくり。
声は本物の使い回しかと思ってたら、役者が歌ってると知ってビックリ。
それで顔も似てるとかこの人イアン・カーティスの生まれ変わりじゃないの?
ライブ姿もメンバー全員激似です。
良く集めたな。
イアンは結局ロック稼業に向いてなかったんだと思う。
それが思いの外ビッグになっちゃって、「こんなはずじゃなかった」って感じだったんじゃないかと。
カート・コバーンと同じ。
人間辛いことが1つならまだ我慢出来るけど3,4つ重なると相当追い詰められますね。
そういう時はひたすら耐えるしかないです。
絶対死んだらアカン!
1番の被害者は奥さんのデビー。
こんなの一生立ち直れないレベル。
曲がどういう所から生まれたのがわかってとても良かった。
https://youtu.be/zuuObGsB0No