評価低めなのが理解できないぐらい良かった。エメラルドフェネル監督の新作、ソルトバーンがこの作品的だという評価を多数見かけたので見たが、プロダクションデザインがめちゃくちゃ良くて50年代のイタリア、トラディッショナルなファッションなど絵づくりがリッチなのがいい。
なによりもマットデイモン、ジュードロウ、グウィネスパルトロウ、フィリップシーモアホフマンという完璧な役者陣の全盛期を拝めているそれだけでドラマだ。
原作は未読だが下劣で強欲な男リプリーの内面性は普遍的なものがありいつの時代に置き換えても魅力的な物語となるはずだ。