テルヒサ

四月物語のテルヒサのレビュー・感想・評価

四月物語(1998年製作の映画)
4.8
どうせ奇跡と呼ぶなら、愛の奇跡と呼びたい。
映像の良さ、松たか子の可愛さに魅了される良作。とにかく篠田昇さんの撮影がきれいで、光量やカメラワーク、アングル、手持ち感など様々な良さがある映像が巧みな編集によって綺麗に繋げられている印象。
初々しさを画面の中で表現できてるのがすごく良い。終盤の本屋での山﨑先輩とのやりとりはキュンキュンしてしまった。
野原、豪華俳優すぎる時代劇、映画館、自転車、郊外、大学、本屋など、様々なロケ地が短い作品ながら多用されていて、その度に魅力的な映像が作れるのは本当にすごいと思った。
効果的な音楽が効いていて、この作品の雰囲気の4割以上は音楽によって醸し出されているように感じた。
セリフと構図とアングルの移動、色味は大切。
テルヒサ

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