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四月物語のtmのレビュー・感想・評価

四月物語(1998年製作の映画)
3.3
花とアリスに続き、岩井俊二監督の作品。評価高いみたいですが、残念ながらわたし的には普通かな〜(>_<)上手いとは思いましたが。

多分個人的に主人公が全く好きではないのが1番(´・_・`)元々、松たか子が少し苦手だったのですが、松たか子自体はすごくうまかったです!好きじゃなかったのは主人公の設定。大学に馴染めない描写とかがうーん(-_-)。すごく変な大学に見えるけど、あれって誰の視線かによって違うんだと思うんです。多分、自己紹介の時にいた帰国子女やおちゃらけ男子にはあの世界がキラキラして見えてるんじゃないかな。せっかく話しかけてくれた子にも(もちろんその子も変わってるのだけど)あんな態度じゃな〜(´・_・`)
そんなこと考えてたら主人公が嫌いになってきました。笑

ただ、やっぱり映像が美しいです。桜吹雪や卯月の自転車シーン。春の美しさが存分に描かれていると思います。

あと、相変わらず「素」を描くのが上手だな〜って感じました。1番上手に感じたのは、名前を名乗るシーン。佐野さんという友達には苗字から名乗ったのに対し、山崎先輩には名前から名乗る。うますぎますっ(>_<)

田辺誠一さんが素敵でした〜!あと江口洋介さん、織田信長を演じるのは黒田官兵衛で2回目だったんですね。笑
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