見たで。
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の公開が決まった時からこれはまた見なあかんなあって思ってた一本。ホンマはあれをみる前にこっちを先に見ときたかったけどマリオブラザーズの公開が決まった影響か近隣のTSUTAYAでは全てレンタルされっぱなし。つい先日やっとレンタルしての鑑賞になりました。
フィルマの評価は良くないしなんでそうなんかは見てたら嫌でも色々わかる。でも嫌いじゃないですよこの作品。そりゃマリオの実写化としたら成功作品とは言いにくいですが別次元にある独裁国家にうだつの上がらない配管工の兄弟がヒロインと世界を救う為に乗り込む話しとしてみたらマリオをベースにしたオリジナル作品として面白い。荒れた王国の風景、恐竜人間に退化させられた物達。恐怖の独裁者クッパが作り上げたある種のディストピア的な国家の姿がそのカオスぶりをより引き立ててます。生々しいヨッシーのディテールとかかなりハチャメチャなアクションとか見てたらダメな所しかないクソ映画ではなくどちらかと言うと良い意味で振り切った最高のおバカ映画と言う感じが今みたらします。
こんなんマリオちゃうわ！っていう怒りを捨ててあるがままを見てたら不思議と愛着が沸いてくる。そんな映画。
因みにこれ以前はブックオフとかで見たら1000円位で買えたのが現在は4000円越えてる店が殆んどです。話題性の力って凄いですね。
