さかい

銀河英雄伝説外伝/新たなる戦いの序曲(オーヴァチュア)のさかいのレビュー・感想・評価

3.5
そして伝説がはじまった!


ラインハルト覇道ばく進伝説の始まりにして原作小説最初の戦い、アスターテの戦い。
同盟は全12艦隊のうちいきなり3つがやられてしまうってやばすぎる。終わりの始まりとでも後世の史家はいうかもしれない

「勝つには6倍の戦力」とヤンは言うけど
いつの時代どこの国でも、政治家にも庶民にも好まれるのは寡兵で大軍をやぶる英雄的ストーリーで
ヤンのようななんの面白味もないド正論はかえりみられることがない。下手すれば臆病・反戦あつかいされる
(しかし3艦隊をも動員したのは同盟的には勝ちにいくための戦い、トリューニヒト派の将に手柄をあげさせたい戦いのはずで、それを敵軍の天才のこぞうを警戒して負けない戦いで済ませるというのは中々うけいれにくいかもしれない)

ラオの出番がまるっとアッテンボローにさしかえられているが
古代地球世界のビデオゲームでも真田幸村が川中島の戦いから居たことになってたり孫堅の娘が黄巾の乱で戦ってたりとか
そういう改変は歴史上ままあることなので仕方ない
さかい

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