Pinch

1978年、冬。のPinchのレビュー・感想・評価

1978年、冬。(2007年製作の映画)
3.8
中国という異国の風景が印象的。外の広い世界をこの目で見に出掛けたくなるが、見たからといって自分の根本が変わるわけじゃない。場所が違っても人の本質は同じ。どこにでもある、平凡な町の、普通の人々の、単調な生活。その中にある、何か小さな、でも大切なもの。それは淡々と、一瞬感じとられ、受けとられ、踏みにじられ、無視され、日常は続く。その現実がこの映画にはある。
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