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初笑いびっくり武士道のodyssのレビュー・感想・評価

初笑いびっくり武士道(1972年製作の映画)
1.0
【見るだけ損】

率直に言って、感心できない映画でした。

1972年当時人気絶頂だったコント55号(萩本欽一、坂上二郎)を主役に、剣豪を討ち取るよう命じられた弱虫侍がいかにして目的を果たすかを描いています。

でも、こういうのってアリなのかなあ、と首をかしげました。一種のイジメですよね。弱者による強者へのイジメ。多少格好つけて解説するなら、ニーチェの言う道徳を装った畜群の卑劣な手段。面白いようでいて面白くない。

原作は山本周五郎だそうだから、原作が悪いのかも知れません。武士道批判でも、『切腹』みたいにやれば立派な映画になるのに、これはからっきしダメ。見るだけ損。
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