忍ぶ川を配信している動画配信サービス

『忍ぶ川』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

忍ぶ川
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『忍ぶ川』に投稿された感想・評価

木

木の感想・評価

3.8
丹念な描写を重ねた、熊井啓らしい純愛物語。時折、時代的にATG的。
栗原小巻がキレイ。
当時の東京の風景(特に洲崎界隈)が映像の記録としても貴重。
Omizu

Omizuの感想・評価

3.8
【1972年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
『海と毒薬』熊井啓が三浦哲郎の同名小説を映画化した作品。本作で主演の栗原小巻はブレイク、「コマキスト」というファンを獲得した。

素晴らしい作品だった。いわゆるメロドラマ、純愛映画なのだが、一つ一つのカットが神がかっている。熊井啓渾身の作品と言える。

苦学生と料亭で働く女の純愛を情緒豊かに描いている。栗原小巻の清純な佇まいが印象的で、ブレイクしたのも納得の存在感。

カモメが飛ぶ立つショットなど一つ一つにかける熱量が半端じゃない。しかもそれがさりげなく立ち現れてくるのがいい。
Kumonohate

Kumonohateの感想・評価

4.0
そもそも本作のヒロイン役は、当初は吉永小百合で進んでいたというが、もし計画通りだったらどうだったのだろう? 健気で明るいけど暗いというヒロインのキャラクター、幸福だけどどこか翳りがある(暖かいけどどこか寒い)という作品の雰囲気に、果たしてマッチしていただろうか。

まあ、そんなことは比較のしようが無いし、比較に意味もないので、考えても詮無いことである。

だが、雪を描くためにはモノクロでないとダメだという熊井監督のこだわりに貫かれ、初夜に全裸で抱き合う加藤剛と栗原小巻が、鈴の音に気付いて立ち上がり、毛布にくるまって外を走る馬ソリを眺めるというクライマックス・シーンの鮮烈さを体験してしまうと、やはりヒロインは栗原小巻で良かったんじゃないかと思ってしまう。

『忍ぶ川』に似ている作品

骨までしゃぶる

製作国:

上映時間:

88分

配給:

  • 東映
4.0

あらすじ

明治30年代の洲崎新地。二流遊郭・松岡楼に売られたお絹は、その美しさからたちまち評判の遊女になり、廓での生活にも馴染んでいく。そんなある日、甚五郎という男が彼女の客になった。ところが彼はお…

>>続きを読む

愛と死の記録

製作国:

上映時間:

93分

ジャンル:

3.4

あらすじ

ある朝、和江は勤め先の楽器店の前で危うくオートバイにはねられそうになり、持っていたレコードを割ってしまった。オートバイに乗っていた青年・幸雄は、弁償を断わる和江に無理矢理お金を置いていった…

>>続きを読む

墨東綺譚

製作国:

上映時間:

116分
3.5

あらすじ

永井荷風は妻も取らず女道楽を続けていたが、58歳を迎え、色欲の衰えとともに創作意欲が減衰していくのを感じていた。そんななか、荷風はお雪という娼婦に出会い足しげく通うように。創作意欲を取り戻…

>>続きを読む

故郷は緑なりき

製作国:

上映時間:

91分

配給:

  • 東映
3.4

あらすじ

海彦は雪深い海辺の町へ向かう電車の中にいた。手には高校の頃に知りあった雪子からの電報があった。彼は車窓からの景色を眺めながら、高校の記憶を思い出していた。4年前、海彦は父と2人でこの町へや…

>>続きを読む