Maiko

キャバレーのMaikoのレビュー・感想・評価

キャバレー(1972年製作の映画)
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午前十時の映画祭。
ライザ・ミネリが出てるミュージカル、ということしか知らずに見に行ったら、強烈なものをくらいました。ラストショットが脳裏に焼き付いて離れない。ミュージカル作品で、あのエンドロールは他にないと思います。

ライザ・ミネリとジョエル・グレイのパフォーマンスは言わずもがな最高。“Maybe this time”ってこの作品の歌だったのね。ラストの“Cabaret”には涙がじんわり。

時代性が色濃く表れた演出には空恐ろしくなるばかり。こうやって戦争に向かう空気が作られていくんだな、と身に染みる思い。
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