小さじ

キャバレーの小さじのレビュー・感想・評価

キャバレー(1972年製作の映画)
3.4
午前十時の映画祭!
日本にあるキャバレーがこういうものなら行ってみたいなぁ。露出度の高い服なのに不思議とセクシーすぎないというか、エロエロではないから見やすい。

冒頭ナンバーは石丸幹二のコンサートで聴いたからあれだー!ってなった。

内容よりはわりと雰囲気映画。中盤からじわじわナチが絡んでくると面白い。ユダヤ人って宗教を名乗らなければバレないのか、見た目でわかるものなのかその辺りの感覚がさっぱりだけど、ここから更に迫害が始まるのかと思うとラストが陰鬱でしかない…。

同性愛が普通にあって偏見も無く、今の価値観で見てもすっと入る内容だった。この時代でここまで寛容なのすごい。

ナンバーはどれも良かったけど特にサリー初登場とナチス少年かなぁ。
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