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キャバレーのとのネタバレレビュー・内容・結末

キャバレー(1972年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

退廃的なビジュアルがとても魅力的
曲もパフォーマンスも素晴らしい
振り付けもできて監督もできるボブフォッシーの才能に舌を巻く
振り付けの少し妙なダンスが退廃的な雰囲気をより演出していた
ブロードウェイ版を見てないけれど、映画でどれくらい演出が変わってるんだろう?
セリフや展開の中でミュージカルシーンがとても活きていた
戦争へ一歩一歩近づいていく様子がひしひしと伝わってきて、けれどそれは男女の出会いと別れには直接は関わってこないところにより無常さを感じて良い
なによりライザミネリのキュートでセクシーなこと
ラストのあの名曲が死について匂わせる曲とは知らなかった
日本語訳を初めて知った
二時間半がとても丁寧に演出されていて、その分少しのんびりした展開に感じる部分もあるが
総合して素晴らしい作品だった
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