そーだ

ウォーク・ザ・ライン/君につづく道のそーだのレビュー・感想・評価

3.8
この映画を観るまで
ジョニー・キャッシュについては
晩年にNINの“Hurt”の随分かっこいい
カバーやってて「けっこうイカした
おっさんなんだな。」ということと、
娘のロザンヌ・キャッシュが80年代に
出したヒット曲1曲しか知らなかった。

映画を観て。。。
カントリースターもロックスターと
同じくらい破天荒な人生で。
いや、それ以上にやってるぞ。
クスリでボロボロになるわ、
サツに捕まるわ、(映画では
出てこないけど)大火事起こしたり、
土地に根付いてる分だけ
ロックスターよりやらかしてることが
他人にも迷惑かけてて(笑)すごいなぁって。

しかし、土地に根付いてるからか、
カントリーってアメリカンなキリスト教と
親和性が高いよね。911の時もカントリーの
勇ましい曲が次から次と出てきてうんざりしたわ。

この映画では2人目の奥さんになる
ジューン・カーターと結婚するところが
ハイライトだけど、その後も色々あったようで。
そして奥さんが死んだ4ヶ月後に自分も。
男は最愛の人がいなくなると生きて行けないのよ。
自分もこうなりたいよ。先に死んでくれる
最愛の人いないけどw

晩年の作品見るとNINだけじゃなく、
スティングやらイーグルス、トム・ペティ
(この辺までは想像付くけど)、ベックやら
クリス・コーネル(サウンドガーデン?)やら
U2からデペッシュ・モードまで
取り上げてて、間口が広いというか、
柔軟な人だったんだなぁ、と。
まぁ、出来は“Hurt”が図抜けてるけど。

死後も含めて6作出てるこの“温故知新”
シリーズ、3作目までのジャケットは
すごくかっこいいけど、“Hurt”の入ってる
4作目は残念だ。これでジャケットも
カッコよかったら衝動買いしちゃったのにw

それにしてもホアキンは
何をやらせても上手いなぁ。
今回は残念ながら吹き替えだったので、
字幕でもう一度観たい。
DVD借りよっと。
そーだ

そーだ