ホリニンナ

終着駅のホリニンナのレビュー・感想・評価

終着駅(1953年製作の映画)
3.5
リアルタイムで1時間半が進んでいく、ターミナルでの出来事。

どんな時代でも何処でも不倫はあるし、結局人間って変わらないんだね^ ^

身勝手すぎるっていう男の気持ちと、自分の本当に帰る場所や娘のことを想う女の気持ち、どっちもわかる…。
ただイタリアでは男主義ということがよーくわかったので、結局不倫相手と一緒になっても家庭崩壊するのがオチでは?と。まぁ納得いくエンディングでした。

ターミナルという一つの場所、また限られた時間で多くの人の人生を垣間見ることができたのが凄い。こういう映画を観たら必ず思うんだけど、やっぱり人には個人個人の人生、否映画と言っても禁じ得ない物語があるんだろうな、なんかくさいけど。そう思うと、あながち映画みたいな〜という言葉は、比喩だけじゃないんだろう。



ここから余談です。
浮気って、気が浮つくって書くじゃないですか。不倫は倫理に不貞がある、と。そう思ったら、不倫はしても良いと思うんですけど、やっぱり浮気はしてほしくないんですよね。そんなこと、すごいメルヘンみたいなんですけど。
それにこの前、妻子持ちの金銭を発生しての女性との行為を持っている男性がいたんですね。そう思ったら、案外優しいのかなって。いや駄目な事は駄目なんですけど、一番嫌なのって他の人に気が浮ついてしまうことなんです、私的に。
いや、夢がないことは言うもんじゃない!
この年でこんなこと思っちゃ先が見えないわー。
ホリニンナ

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