このレビューはネタバレを含みます
ローマにいる姉に会いにはるばるメリケンからやってきた主婦がある男と恋に落ちるが「アタシには愛する旦那と娘が、、、!」と情を断ち切って別れるお話。
名匠デ・シーカのラブロマンス。
舞台を駅のターミナルに限定し、普通なら過去回想を挟むところを敢えてそれをせずに語りだけで想像させる演出は、実際に出発までの時間が連続して感じられるのでより一層2人のやり取りに集中できる。
ただストーリーに関しては「はっきりせい!」と言いたいほどに男女共に未練タラタラというか男が女々しすぎてイライラしてくるので、そういう恋愛モノがあまり得意でないので正直あまり面白くはなかった。