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わが青春に悔なしのasakoのネタバレレビュー・内容・結末

わが青春に悔なし(1946年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原節子さんが黒澤明監督で主役してたのは知らなかった!
小津監督のイメージが強いから。
素敵な題名、三角関係の話かと思ったら、原節子の一途なこと、、
好きなった人がたまたま思想家だったのか、
強い信念の持ち主だから好きになったのか、
これは後者ですよね。

愛する人との暮らしがいつ終わるか分からない、好きを毎日確認するんだろうな。
心がざわついて感情的になるのもわかる。

そして彼が亡くなった後、両親の元で過酷な農作業、村人のいじめ、肉体も精神もボロボロになりながらも、彼の言葉を頼りに頑張る。
小津監督とは違う原節子さん
でしたが、芯の強さは共通しているような、彼女の誠実さ、真面目さが感じられました。
仕事で認められるより、愛する人に誠を尽くすなんて、なかなか出来ないですよ。
私の友達で離婚して、旦那さんの両親と関わらなくなって良かっわたと、言ってたな。

時代を感じました。

志村喬さんの悪役怖かった。
いつものイメージと違って役者だね。
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