前作は、たしかに無痛という設定はあった。がしかし今作はもうスーパーヒーロー物になってしまった。テイストとしてはX-MENに近い感じだ。
それでも面白ければいいのだが、なんと主人公のドラマがまったく描かれてない。いやマスクを外すシーンすら少ない。したがってまったく感情移入出来ないひとたちがひたすら戦ってるだけである。前作はジェット・リーなので少なくともカンフー映画として見れた。しかし今作は対怪人でワイヤーアクションが延々と続く。なのでカンフー映画としてもダメだし、SFとしても面白くはない。
一番痛いのはジェットリー降板だろうな。彼がいたらジェットリー映画にはなったのだから。