peplum

東京オリンピックのpeplumのレビュー・感想・評価

東京オリンピック(1965年製作の映画)
3.7
オリンピックの顔と顔。記録映画でありながら記憶装置として夢と希望を映していた。
なぜそのカットを?そんなに長く?みたいなシーンが沢山あるが少しでも多く当時の反応を定着させたいという制作陣の思いは伝わった。
『いだてん』のオープニングで見た事のある開会式の映像が改めて見られて懐かしくもあり眩しくもあった。 とにかく素材の量が多くて撮影頑張ってるし、フォーリーで足してる音響もいい仕事してた。フィルム撮影って豪華でいいな。
スローモーション多めだった。職業をやたら紹介するのも時代を感じる。

この映画の雰囲気を召喚できたらなにかとてつもなく幸福が訪れるんじゃないかと一部の人が狂信する気持ちも理解出来た。
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