｢テルマ＆ルイーズ｣でアカデミー賞脚本賞を受賞したカーリー･クーリの初監督作品となった2002年のアメリカ映画
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母と娘､夫婦､そして友情｡人生を豊かにする大切なものが描かれた作品｡喧嘩ばかりの母娘だが､実は似た者親子な２人｡そんな２人を仲直りさせるために､周りの人間が優しいお節介をする｡永遠の友情を誓った女友達も素敵だったし､苦悩した母親に寄り添ってきた父親､娘の婚約者もいい人ばかり｡
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アメリカで女性を中心に支持を集めベストセラーとなった原作の力は強い｡女性目線の作品だから､女性が共感しやすい作品だと思う｡しかも､出演している俳優が豪華で演技派ばかり｡サンドラ･ブロックとエレン･バースティンのオスカー女優による母娘は見応え充分｡
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ヴィヴィの親友であるヤァヤァ･シスターズを､フィオヌラ･フラナガン､シャーリー･ナイト､マギー･スミスといったベテラン女優が抜群の安定感で演じている｡さらに､過去のヴィヴィを演じているのがアシュレイ･ジャッドという豪華さ｡夢と子育ての間で心を病んでしまう母親を好演していた｡
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母と娘のシーンといい､母と父の夫婦のシーンも感動的な作品だ｡女性４人の友情は､高年齢バージョンのSATCみたいだし､とにかく女性に向けた内容になっている｡男が観ても充分面白い作品だと思うけど､断然､女性にお薦めしたい作品だ｡
