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ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密のrannのレビュー・感想・評価

3.8
ニューヨークで脚本家として働くシッダは
母親について語った雑誌で
誤解を招く発言をしてしまい、
それを読んだ母親ヴィヴィアンはブチ切れ。
激しく火花を散らせ遠距離の大喧嘩になります。
幼少期の問題も絡んだ家族間の問題なので、
ふつうなら他人が口出しできることでは
ないのですが、大昔からの母の親友である
ヤァヤァ・シスターズ3人が介入してきます。
そこがこの物語の面白くて素敵なところで、
持つべきものは本当の友達だなと思わずにはいられん。
青空とひまわりがまぶしいジャケット通りの作品で
観終わった後に、家族・友達・自分の過去について
向き合おう、感謝しようと明るい気持ちになる。
当たり前だけど、母親にだって、
母という枠外の顔があり過去がある。
自分が出会った頃はすでに母になった母だけど
そうなるまでに色んな恋や夢や挫折があって、
葛藤もありながら子供を育てて生きているんだよなと。
観やすくて、素敵な作品でした。

あと、お話には関係ないけど、
サンドラ・ブロックって時折
マイケル・ジャクソンに見える瞬間がある。
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