ひろりこ

メランコリアのひろりこのレビュー・感想・評価

メランコリア(2011年製作の映画)
4.1
鑑賞記録&感想
【初鑑賞】※日本語字幕
⚠︎〈R18+〉

ダオさんからのおすすめ作品🍀

★2011年度 第64回 カンヌ国際映画祭 受賞。
🎗主演女優賞:キルスティン・ダンスト

★監督・脚本:ラース・フォン・トリアー
『鬱三部作』の二作目。

迫り来る巨大惑星メランコリア。
地球に向けて。そして、すべての終焉に向かって。

〜あらすじ〜
その日はジャスティン(キルスティン・ダンスト)にとって、人生最高の1日になるはずだった。婚約者マイケルとの結婚パーティーは、いま、姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)とその夫ジョン(キーファー・サザーランド)の豪華な邸宅で盛大に行われている。しかし、皆の祝福を受けながら、ジャスティンは激しい虚しさと気だるさに囚われ、自らの感情をコントロールできなくなる。そして、パーティーは最悪の結末に…。憔悴しきったジャスティンが、クレアとジョンの邸宅を再び訪れた際、惑星メランコリアは地球に異常接近していた。地球との衝突を恐れて怯えるクレアに対し、ジャスティンはなぜか心が軽くなっていく感覚を覚える。メランコリアが地球に最も接近する夜、ジャスティンはクレアたちと共にその瞬間が訪れるのを待ち構えていた。それは「世界の終わり」が訪れるかもしれない瞬間…。

あの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のトリアー監督作品とあって構えながらの視聴…Σ(-᷅_-᷄๑)でしたが、観終わった感想としては意外とマイルド…

冒頭から約8分にも及ぶスーパースローによる映像美、そして荘厳なクラシック音楽との融合にもう目が釘付け…

第1部のジャスティン編と第2部のクレア編の2部構成になっていて、第1部ではジャスティンが結婚パーティーの最中、徐々に精神状態がおかしくなっていく様子を、第2部では姉のクレアが惑星衝突の恐怖に慄く姿を繊細に描いています。

キルスティン・ダンストの表情と体当たりな演技は、その年のカンヌで主演女優賞を獲ったのも容易に頷ける。雰囲気が好きな女優さんのひとりですね。

キーファー・サザーランドが出演している作品を観たのは『24』や『フォーン・ブース』以来かな(・・?)

ラストシーンがとても印象的😳

相変わらずハンディカメラでの撮影なので、終始画面はゆらゆらしていたけど、もう慣れましたっていうかもう逆に心地良いって感じ…笑

色々と考えさせられた作品でしたが、芸術性もありで観て良かった!

【メランコリア】= 鬱病
実にトリアー監督らしい、ナイスネーミング!👏🏻

ダオさん、ありがとう☺️
ひろりこ

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