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メランコリアのaiのレビュー・感想・評価

メランコリア(2011年製作の映画)
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2023年、229本目。

後に全てが伏線となる、冒頭の絵画のように美しい映像に見惚れた。
特にオフィーリアのようなジャスティンの姿。
前半の悪夢の披露宴には心を振り回されたけど、後半で惑星メランコリアの存在に希望を抱いたジャスティンの気持ちは痛いほどわかった。
また彼女と普通の人(姉夫婦)との対比も良い。
彼女の視点で観ればラストの"解放"は最高に美しい。傑作。

鬱病を患った事がある人には特に刺さると思うし、絵に描いたようなハッピーエンドと捉えられるはず。
この結末を悲劇だと思う人は、きっと幸せな人生を歩んで来たんだろうな。
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