鬱病を患いながら作った映画だそう
トリアー監督作品
鬱病を患う新婦の主人公は、せっかくの披露宴を台無しにしてしまう。そして、巨大惑星「メランコリア」が地球に降ってくるということを聞いて…
鬱病を患う監督だから作れたのかもしれない
とりあえず内容はリアルとは離れていた
鬱病のせいで披露宴を楽しめず、客室に引きこもってしまう主人公の様子は、観てるこっちも引きずられていきました。
ここからネタバレあり
主人公に献身的だったのが、父親でも母親でも新郎でもなく、姉だけだったのが虚しい
そんな姉家族と暮らしていく中で惑星落下の日々までを過ごす。パニックに陥る姉と、ある種の境地まで達してしまった主人公とのコントラストが印象的。
ラストシーンは鮮やかでした。どんなラストであろうとも。
最初のシーンの、延々と画像が流れてくるシーンがラストに生きた
トリアーの描く女性像はどこかあどけなさがあるが、深い深い闇を抱えているものが多い。
展開はそこまでないものの、心に深く刻まれた映画でした🎞️