巨大惑星メランコリア衝突による地球滅亡を描いた作品。第一部は結婚式。重度の鬱病を抱えたジャスティンの異常行動が目立つ。こんな暗い結婚式見たことがない。第二部はメランコリア接近と衝突。姉クレアと共に地…
>>続きを読むラース・フォン・トリアー作品を初めてみました。みていて苦しくなるほど長く、ねっとり丁寧に描かれる序盤の地獄の披露宴から、惑星衝突に至るまでの心の変化まで、とても美しく描かれていました。
精神疾患の主…
SF映画は、小難しい内容が伴うのは世の常だ。
しかし、今作ほど速やかに、手短に、物語の起承転結を前以てお知らせしてくれる映画を他に知らない。
上映開始から、ものの数分で事の全貌を明らかにしてくれ…
最後のガタガタ震えるくらいの恐怖と、
死という恐怖からの解放への期待感と、
最後に耐えるという勇気と、
ここぞばかりの音楽が突きつける事実と、
それに包まれる心地よさ。
これが一気に押し寄せてきて、…
ラストは圧巻でした。
メランコリアが近づく中で、怯えて焦るクレアやクレア夫に対して、心落ち着いて穏やかになるジャスティンを見ていてなんとなく心地良かった。
裸でメランコリアを見つめるシーンすごかった…
鬱にとって「世界の終わり」は日常
トリアーの映画を見るたび思うのが、躁鬱の描写が上手すぎる…
そして個人的に他人の躁鬱に振り回され続けてきた身としては、
ジャスティンを全く好きになれなかった。
…
コロナの始まりの頃、鬱病患者の記事を読んだ事があった。皆パンデミックに怯えてパニックになっているが、それを見て彼女は「あぁなんだ。皆はこれくらいで騒いでいるけど、私は案外平気じゃないか」と思って外出…
>>続きを読むレトロスペクティブ 12作目
ウェイターにスプーンをいっぱい頼むシーンとパーティーの途中抜け出して風呂に入るシーンは監督の別の作品でも見覚えがあってなんか面白い。義理の母と妹に静かにキレるキーフ…