美しい。相変わらず不穏な空気は流れているけど、オープニングとかもう、ずっと見ていたいほど絵画的で美しい。 一般的に正常と思われる世界に馴染めず、異常と見られる妹を諌める姉。 世界の終末にパニックを起…
>>続きを読む鬱を患った監督が描くからこそ意味のある作品。まだ見えぬ恐怖を人より先に知ってしまったがゆえに、陰鬱な空気が重くのしかかる。ただ、恐怖を知っているからこそ、恐怖に真っ向から立ち向かう勇気と大切な人を包…
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監督が「鬱症状の者は、そうでない人と比べ危機的状況に対し冷静である。」的なコトを語っており、それを体現した映画。
つまり“花嫁=トリアー”
“姉=一般人”
という役割だと言える…んだけど、ぶっちゃけ…
画が異常に美しくなってたけどw、ラース健在!
じわじわ逃れられないメランコリーを、気づいたらしっかり植え付けられて、見終わった後に目に入る景色の全てが、例の如く、小手先では無い類いの『救われない感』…
正直、わけがわかりませんてました。プロローグでは、いつ本編が始まるんやと思ったが、後でなるほど…と、思います。
最後までひけつけられます。飽きません。
前半はひたすら美しく。後半は素っぴん。キレイ…
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なんの前知識もなく見たのでSFチックでびっくりした。が、表面上SFチックなだけで内容はかなり現実的だった。前半と後半のコントラストが素晴らしい。レオ君の存在がキーポイントだったと思う。最初から最後ま…
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初めの章は、メンヘラの妹が好き放題で展開も冗長的で【退屈な映画】と思っていたけども、状況が一変した次の章では急に妹に共感してしまい、マトモと思われた姉がしんどくなる。この裏表の構造を、SF仕立てでパ…
>>続きを読む鬱病の妹とその姉の二章立て。冒頭のオフィーリアのオマージュ(ドレス姿で池に浮く)がものすごくきれい。映像美だけでも、最初と最後の10分は見る価値あると思う。俗世の日常にあまりに馴染めない感性を欝と呼…
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