またまたグリーナウェイ監督作品ですが、これは監督作でも群を抜くエゲツなさではないかと、、
途中退場者続出してもおかしくないほどクレイジーでありました笑
中盤までは満点つける気満々だったのに、そうはさせんとばかり、監督の変態かつエゲツない攻撃が容赦なく襲いかかります。
クライマックスでは椀子そばの如く次から次へとおかわりが、、
正に地獄絵図。
遠目から描かれていたので苦しいながらも個人的にはギリギリ許容範囲、、(^^;
正直スコアつける事自体迷いましたが、それ以上にこの作品への称賛の気持ちが上回ったので、結局満点!
舞台と観客、更にそれを観る観客の壁を取っ払い、加えて舞台に虚実を盛り込むという革新的な構造。
こんな映画観た事ない。
あらゆるタブーを突き破り、観客を突き放すおぞましい演出!
万人ウケなど微塵も考えていないと思います。素晴らしい!