邹启文

マーシャル・ローの邹启文のレビュー・感想・評価

マーシャル・ロー(1998年製作の映画)
3.4
クリントン政権時にテロリズムを題材にした作品を描いただけあってリアリティはかなりある。
実際本作の2年後に911が起きて、さらに酷い仕打ちをアメリカが行っても人々が支持していた背景を知ると、この頃はまだ相手を思いやる心がまだ残っていたんだなと実感。その方が良かったよ。

しかしテロを起こしたから同じ民族を苦しめよう。迫害しよう。虐殺しようなんて理由にはならないよ。その意味がより一層現実化した時代になっているのだから、その意味を心の中に留めておかなければならないのだなと実感。
そういう意味では「ラストサムライ」に次ぐ良作と言っても過言ではないよね
邹启文

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