深江貞広

マーシャル・ローの深江貞広のレビュー・感想・評価

マーシャル・ロー(1998年製作の映画)
3.0
大学生の時のレビュー。

この映画の約三年後、911が起きてしまう。この大規模なテロの前で一番、テロを真剣に捉えて作った映画。FBI、CIA、陸軍、アメリカの内状といったものが、フィクションながらリアリティよく演出して作っていると思う(☆o☆)自国のテロへの認識の甘さが、冒頭シーンからバスジャックまでうまく描かれている。後半のいき過ぎた戒厳令が、人間としてやっていいことか、正しいことか?が、物語を盛り上げているのだが、アラブ系の人たちから批判されるのは当然の流れだと思う演出もある。( ̄~ ̄)§三人の主要人物が絡む、この三人の正義が、ぶつかりあう事でテロを未然に防ぐことがいかに難しいことかが、日本人が見ても分かる( ̄^ ̄)にも、関わらず、ブッシュの馬鹿がいかに愚かなことをしているかという事もこの映画を見れば痛感できると思うはずだ。一体、この無駄な戦争の終わりは来るのだろうか?
深江貞広

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