和田島イサキ

アイデンティティーの和田島イサキのネタバレレビュー・内容・結末

アイデンティティー(2003年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

※たぶんネタバレ厳禁なタイプのお話なので、
 間違ってこれオープンしちゃった方は、すぐブラウザバックしてください。



 うっそでしょ……真面目に観て損した……。

 いわゆるクローズドサークル的なミステリ……っぽいんですけど、真相の部分があまりにもあんまりだったお話。
 それをやられると文字通り「なんでもアリ」の世界になっちゃうので、もう誰が犯人でもおかしくないし驚かないんですよね……。

 実際、終盤は平気で物理法則を無視してきます。
 突然パッとその場から消滅する死体や血痕。じゃあ生きてるうちから消滅させた方が早くない?
 というかこの世界じゃもう死んでる死んでない自体が気の持ちようでは?

 いっそのこと最初からネタバレというか、「最後は実質夢オチみたいなもの」くらいは知った上で観た方が楽しめたかも。
 真相の残念さ以外は特に悪くなかったと思うので。

 15分くらいの作品だったら面白かったかもしれない作品でした。
 それ以上引っ張ってこの真相は無茶だと思います。