うえびん

アイデンティティーのうえびんのレビュー・感想・評価

アイデンティティー(2003年製作の映画)
3.9
アイデンティティとは何か

2003年 アメリカ作品

現象世界と精神世界
二つの世界

パラレルな展開が面白い

嵐の中
辺境に立つモーテル
いわくつきの地域…

真犯人は誰か

推理が覆される展開が面白い

90分、展開も早く
コンパクトにまとまっていていい

アイデンティティ
自己同一性

左脳の機能を失った脳科学者
ジル・ボルト・テイラー氏はいう

脳の中には
2つの感じる細胞群(右脳)
2つの考える細胞群(左脳)
があり
それぞれが独自の人格を有する

①時間を厳守する自我の強いリーダー
②傷ついた子どもの自分
③ありのままの自分
④無邪気な自分

心と頭が別々のことを言っているときは
脳の異なる人格同士が争っている

自分自身を進化させれば
アイデンティティを支える
4つの細胞群すべてを尊重できるのだと

進化の途上には
4つの細胞群が争わざるを得ず
その先にしか和解(互いの尊重)
は訪れないのかもしれない
うえびん

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