午後

死にたいほどの夜の午後のレビュー・感想・評価

死にたいほどの夜(1997年製作の映画)
3.0
めっちゃムーディで格好良かったけどなんかグダグダして途中で眠くなった。けどラスト30分はかなり良かった。自伝映画らしい。
スタイリッシュでテンポの良い映像や音楽が良い。鏡越しに人物を撮るカットが多いのが印象的。出てくる男は格好良いし女の子もみんなかわいい。特にクレア・フォーラニがめちゃめちゃ綺麗。ビバップがよく流れたりするけど、刹那的に今を生きる、みたいな内容。

調べてみたらケルアックの『路上』の主人公のモデルにもなったニール・キャサディの放浪に至るまでの前半生を描く、という説明が出てきたけど、後半生の放浪の生活の方がはるかに絵になりそうというか、映画にしやすそうなのに、ちょっと地味な前半生の方を取り上げて映画化するのってなんかおもしろいな。ビート絡みのわりに徹底的に表面的な、小綺麗な演出に終始していたのも印象的。
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