のんchan

リバース・エッジののんchanのレビュー・感想・評価

リバース・エッジ(1986年製作の映画)
4.0
これは隠れた名作的な香りがしました⭐️
邦画でリメイク(監督:行定勲、原作:岡崎京子)されてるようですね。こちらがオリジナルです💫

1981年カリフォルニア州で起きた恋人殺害事件を基に脚本されている。

21歳の初々しく美しいキアヌ・リーブスと49歳のデニス・ホッパーの初共演。


高校生の不良グループの1人ジョンが同級生の女子を河原で殺害してしまう。理由は煩い声を上げて騒いだから...
グループのリーダー格レイン(クリスピン・グローヴァー)はジョンを必死に守ろうと仲間に強制するが、誰もその意見に従わない。

レインの目立ちたがりに皆んなが嫌気が差していたのだが、一応仲良くしているマット(キアヌ・リーブス)は上部は付き合いつつ、事件を警察に通報する。それを12歳の弟ティムに知られて裏切り者と恨まれてしまう。

不良グループは近くに住むフェック(デニス・ホッパー)にコカインをねだっていた。フェックは20年前に愛妻を殺害し、ダッチワイフと生活する変人だった。

小さな町でのどうしようもない閉塞感、青春期特有の行き場のない苛立ちがよく現れている。


映画の筆頭キャストとしてはクリスピン・グローヴァーですが、やはりスターオーラが隠しきれないキアヌ・リーブスの眩ゆい輝きが本当に爽やか✨

そして、怪しさ満点のデニス・ホッパーは、バイク事故で片脚の膝下を失ったという設定でもあり、さすがの重鎮がいることで、この作品の価値が大幅に上がっていました。

ご覧になっていない方、キアヌのスターの卵時代を確認してみませんか?✨
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