絵はもともと好きだったし、近ごろまた描き始めた私。決してアートに詳しいわけではないとはいえ、この作品に出て来るアーティストもその作品も知っているのは一つもなかった(笑)
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1980年代終わり頃からニューヨークに集まって、建物や道路の壁、貨物列車、スケートボードなどにグラフィティ(落書き)したり、写真や映像を撮り続けていたストリート・アーティストたち。みんなはみ出し者だったし、アート教育などは受けたこともないが、アートすることが生きることだった若者たち。「恵まれてないからアートをするんだ」
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彼らの活動や作品が次第に人々の興味をひくようになり、大手企業のコマーシャルにも使われはじめ、20年近く経って中堅アーティストとして社会貢献を考えるまでになる・・・
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彼らは決してルーザーではなく、ウィナーですね。アートを目指す若い人には励みになるであろうストリート・アーティスト達のドキュメンタリー。