ヴェンダースによる、落ちぶれたかつての西部劇スター俳優であった放蕩野郎が彷徨い、逃避行するロードムービー。
モンタナの風景が映え、使用されているオルタナ・カントリー・ミュージックが印象的だ。
主演サム・シェパード、ジェシカ・ラング、サラポーリーガブリエル・マン、ティム・ロスらが共演。
そう、本作ではあの歴史的大傑作「パリ、テキサス」以来ヴェンダースとサム・シェパードが20年ぶりに再び組んだ作品。
完成度の差や、ドライとウェットな仕上がりの違いはあるが、話の大筋は「パリ、テキサス」の変奏曲とも捉えることができる。
【ヴェンダース映画】役所広司受賞「パーフェクトデイズ」鑑賞前おすすめ10作品
https://narcos.hatenablog.com/entry/wimwenders-movie-osusume