Jumblesoul

アメリカ、家族のいる風景のJumblesoulのレビュー・感想・評価

アメリカ、家族のいる風景(2005年製作の映画)
3.5
ヴィム・ヴェンダース監督による、サム・シェパードの自作自演劇場。
見方によってはかなり主人公のハワードに都合のよい話。元愛人のジェシカ・ラングが冷たく突き放すのは当たり前。
激情型の息子に比べ、終始冷静な娘との対比が面白い。ポスターの、ハワードと娘役サラ・ポーリーが抱擁するシーンは少しグッと来た。
ティム・ロスが演じるクールな探偵(?)の役割がちょっと分からなかった。息子の恋人役フェアルーザ・バークは好演。
本作が遺作と思われるジョージ・ケネディと、ハワードの母親役エヴァ・マリー・セイントの両ベテランがいい味を出していた。
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