“果たして人間は改造されるか?未来の人間は生殖器を持ち続けることが出来るか?”
謎の問いかけで始まる本作。
数ヶ月身元が明らかになってない女性の遺体。人間としての人生と、遺体としての人生を、セックスと犯罪を語りながら並行して描く愛憎サスペンス。
マカヴェイエフがベオグラードの警察に「おもろい事件ない?」と聞いたら教えてくれた話を基に映画化。
女性の生前のエピソードと死んでからのエピソードを同時並行しつつ、性の博士と犯罪研究家の語りが導入される。
お洒落な作風で、明らかにヌーヴェルヴァーグ(もっと言うとゴダール)から影響受けてる感じがする。
個人的マカヴェイエフベスト。