1984年制作、15分のアニメ。
万博のパビリオンで360度のスクリーンで流れてそうなアニメ。
とても幻想的だった。
鳥たちの本当にカラフルで綺麗。
そして、黒色の使い方がとてもうまいアニメでもある。
宮殿のイルミネーションのシーンは秀逸。
鳥の鳴き声などやBGMはあるけど、台詞は一切ない。
受け取る側の感性で観る映画。
ストーリーは強いていえば、黒い鳥がカラフルな鳥になりたいというもの。
40年近く前に作成されたアニメ。映像は凄く綺麗だけど、鳥の飛ぶシーンはちょっと違和感だった。
それから、コミカルなシーンでは、手塚治虫さんのアニメを真似したかな…という感じの箇所もあった。
いずれにしろ幻想的な気分に浸れるアニメでした。