このレビューはネタバレを含みます
どう見ても中1には見えない。
家にも学校にも居場所がない不遇な少女な話かと中盤までは思ってたけど、母親がわが娘を本能的に恐れているかのような態度や小動物虐待、教師との異性関係など少女が男を呼び込んでいるかのようで、悪の種子の匂いが。
でも少女はそれにまだ気づいていないけれど。
終盤友達の家に堂々放火したとき、種子が開いて覚醒したように見えた。
先日観た「小さな悪の華」、「マドモアゼル」の日本版のようだった。
だから害虫というタイトルなんだろな。周りを不幸にする少女。
宮崎あおいの清楚な感じで淡々としてるところに、余計にこわさを感じた。