やむちゃ

キャノンボールのやむちゃのレビュー・感想・評価

キャノンボール(1980年製作の映画)
3.0
備忘録
中学2年生の時(1982年)に鑑賞。
正月に父親が観たかった「勝利への脱出」とハシゴした。

日本では、主演がジャッキー・チェンで、豪華ハリウッドスターが共演するような宣伝だったが、実際にはオールスター映画(主演はバート・レイノル…日本ではそこまで人気がなかった)で、それぞれに見せ場が用意されている作品だった。
ジャッキーとマイケル・ホイ(Mr.BOO!)は日本人役で出演。
ジャッキーの見せ場は、予告編にあったピーター・フォンダの子分たちとの乱闘シーンぐらいで、劇場で初めて見るようなシーンが無くガッカリした。
他の出演者たちでは、自分をジェームズ・ボンドだと思っているロジャー・ムーア(!)や、CMで人気だったサミー・デイヴィス・ジュニア、チャーリーズ・エンジェルで人気のあったファラ・フォーセットなどが活躍する。
バート・レイノルズの相棒で、日本ではほぼ無名だったドム・デルイーズのキャプテン・カオスと、ロジャー・ムーアがお笑い担当で、おもしろかった。

アメリカ横断レースがテーマの映画だが、スーパーカーが時々走るだけで、迫力のカーチェイスなどはほぼ無かったのが残念。
お正月に何も考えずに観るにはちょうど良かった。
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